JR九州グループのJR九州バスとJR九州フードサービス(いずれも本社は福岡県福岡市)は、人事労務クラウドサービス「SmartHR」を導入した。人事情報を一元管理して、人事部門/現場部門間の認識の齟齬の解消、人材配置の適正化、手続きのペーパーレス化などに取り組む。SmartHRが2024年7月5日に発表した。
JR九州グループのJR九州バスは、九州を拠点に一般路線バス、高速バスおよび貸切バスを運行している。同グループのJR九州フードサービスは、レストランなどの飲食店を運営している。両社は人事・労務の課題を解決するため、SmartHRの人事労務クラウドサービス「SmartHR」(画面1)を導入した。
画面1:人事労務クラウドサービス「SmartHR」の画面例(出典:SmartHR)拡大画像表示
両社はこれまで、紙による入社手続きや年末調整、表計算ソフトウェアでのスキル管理など複数の手段で人事・労務業務にあたっていた。その際、バス運転者情報の管理や従業員のストレスチェックなど、業種特性ごとに必要な業務があるうえ、九州一円に事業所を展開しているため、それぞれのデータ回収に課題があったという。
SmartHRの導入効果として、バックオフィス全体の生産性向上を挙げている。従業員データを最新の状態で蓄積し、一元管理・共有が可能になったほか、PC/スマートフォンによる手続きのペーパーレス化や、年末調整のアンケート形式での進行などが行える。
JR九州バスは、本社を含めた6事業所で人事情報を一元管理し、作業負荷の軽減や人事部門/現場部門間の認識の齟齬の解消を図っていく。各種申請手続の電子化によって社員とコミュニケーションを取りやすくする。JR九州フードサービスも分散していた人事情報を一元管理したうえで、人材配置を適正化。業務効率化やペーパーレスの効果も期待しているという。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


