NTTインターネットは、中小企業向けクラウドERP(統合基幹業務システム)「GRANDIT miraimil」を販売する。GRANDIT miraimilは、オンプレミス版ERP「GRANDIT」の機能をベースに中小企業向けに開発したクラウド型ERP。NTTインターネットは14社目の販売パートナーとなる。GRANDITが2024年7月23日に発表した。
GRANDITの「GRANDIT miraimil」は、オンプレミス版のGRANDITをベースにした、中小企業向けクラウド型ERPソフトウェアである。GRANDITと共に、SIベンダー各社のコンソーシアム方式で展開している(関連記事:GRANDIT、中小企業向けのクラウドERP「GRANDIT miraimil」を提供開始)。
11種類の基幹業務(経理、債権、債務、販売、調達在庫、継続契約、プロジェクト原価管理、経費、資産管理、人事、給与)を組み合わせて利用する。各業務システムは単一の共通マスターで連携し、会計、人事、生産、物流、販売のフローを一元管理する。承認ワークフローやBIなどの機能も備える。
日本の業種固有の商習慣をパターン化している。「商社・卸売業」向けプランは、各種の商材を扱う商社・卸売業の業務に特化した機能を備える。「サービス業」向けプランは、期間契約取引や多様な請求形態をカバーする。「情報サービス業」向けプランは、プロジェクト(案件)別の採算を可視化する。「製造業」向けプランは、クラウド型の生産管理システム「UM SaaS Cloud」と密に連携し、見積から受発注、生産管理までの全工程をカバーする。
今回、GRANDIT miraimilの販売パートナーに、NTTインターネット(本社:東京都品川区)が加わった。現在、GRANDIT miraimilの販売パートナーは以下の14社である。
- アプリケーションフォーカス(神奈川県横浜市)
- NTTインターネット(東京都品川区)
- NTTコムウェア(東京都港区)
- オージス総研(大阪市西区)
- オプティマ(東京都品川区)
- ケーケーシー情報システム(京都府京都市上京区)
- シエルシステム(東京都新宿区)
- システムインテグレータ(埼玉県さいたま市)
- シナプスイノベーション(大阪市北区)
- 双日テックイノベーション(東京都千代田区)
- ソフトバンク(東京都港区)
- 日本インフォメーション(名古屋市千種区)
- パーソナル情報システム(東京都港区)
- プロソア(東京都千代田区)