[事例ニュース]

JR東日本、経理・資材システムを刷新へ、「SAP S/4HANA Cloud」を採用

合わせてデータ分析基盤を構築して意思決定を迅速化

2025年8月4日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三

JR東日本(本社:東京都渋谷区)は、クラウドERPの導入で経理・資材システムを刷新する。「SAP S/4HANA Cloud」の導入支援サービス「RISE with SAP」を用いて経理・資材業務全体のプロセスを効率化・標準化する。また、また、全社のデータ分析基盤として、「SAP Datasphere」「SAP Analytics Cloud」を合わせて導入する。アビームコンサルティングとSAPジャパンが2025年8月4日に発表した。

 JR東日本はこれまで、ERPアプリケーション「SAP ERP」による経理・資材システムを運用していた。昨今の経営環境の変化の中、限られた人員で安定的に業務を遂行する体制と、経理業務を効率化・標準化し、業務プロセスをシンプルかつ柔軟に保つためのシステム基盤整備が求められていたという。

 そこで、次期経理・資材システムに、クラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」(図1)の採用を決定。アビームコンサルティングとSAPジャパンの支援の下、同ERPを中核とするクラウドERPの導入支援サービス「RISE with SAP」を用いてシステムを構築する。

画面1:クラウドERP「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」の画面例(出典:SAPジャパン)
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 また、全社のデータ分析基盤として、データ統合プラットフォーム「SAP Datasphere」およびBIツール「SAP Analytics Cloud」を合わせて導入する(関連記事SAPジャパン、データ統合基盤「SAP Datasphere」をリリース、複数のデータソースを仮想統合)。

 これらの取り組みにより、経理・資材業務全体のプロセスの効率化・標準化を進めると共に、データ分析基盤によって経営指標を可視化し、ビジネス意思決定の迅速化を目指す。また、新リース会計基準への準拠などの制度改正にも柔軟に対応できる仕組みを構築するとしている。

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