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フォーティエンス、対話型AIの実践研修を提供、思考力向上を後押し

AIを検索の進化版として扱う「消費型」活用からの脱却を支援

2026年7月10日(金)IT Leaders編集部、日川 佳三

フォーティエンスコンサルティング(旧社名:クニエ)は2026年7月10日、教育プログラム「対話型AI活用 実践研修プログラム」の提供を開始した。対話型AIを使いこなす実践力を業務課題別の演習を通じて体得する。課題タイプ(戦略系/業務改善系)ごとに用意した対話プロンプトを用い、AIへの問いの立て方、AIから得た示唆の検証方法、業務への落とし込み方を実践的に学ぶ。「営業開拓」や「新規事業立案」など受講者の業界・職種に応じて研修内容をカスタマイズできる。

 フォーティエンスコンサルティング(2025年10月にクニエから社名変更)の「対話型AI活用 実践研修プログラム」は、座学による理論的基礎の習得と、実際の業務課題を題材とした実践演習を組み合わせた教育プログラムである。受講者は自身のAI環境で、同社が用意した対話プロンプトを使って受講する。

 提供の背景を次のように説明する。「生成AIの活用が一般的になった一方、多くの利用者がAIを検索エンジンの進化版として扱い、出力をそのまま受け取る『消費型』の活用にとどまっている。思考をAIに委ねれば、思考力の低下を招きかねない」。同社は、対話を通じて知識を継続的に拡大する対話型への転換が必要だと指摘する。

 演習は受講者自身の業務課題を題材に進める。課題タイプ(戦略系/業務改善系)ごとに最適化した対話プロンプトを用いて、「自分の業務でAIをどう使うか」を具体的に体得する。現時点で「ベーシック版」「営業開拓版」「新規事業版」「実務課題版」の4つのバリエーションを揃えている。

 教育プログラムの設計に、独自に開発した知識創造メソッド「DIVEモデル」を採用している。Discover(探究)、Interact(壁打ち)、Verify(検証)、Embed(定着・内部化)の4ステップで構成し、継続的な学習サイクルを通じて、受講者の知識ベースの整理・拡大、思考力の向上、質の高い問いの創出を促すとしている(図1)。

図1:知識創造メソッド「DIVEモデル」の概要(出典:フォーティエンスコンサルティング)
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 表1は教育プログラムの要項である。受講料は1研修あたり130万円(税別)から。フォーティエンスは今後、対象を絞ったバリエーションを拡充し、公共分野向けや新任マネジメント向けなどを順次追加する予定という。 

表1:「対話型AI活用 実践研修プログラム」の要項(出典:フォーティエンスコンサルティング)
研修期間 半日~1日での集中プログラム(カスタマイズ可能)
研修形式 対面での集合研修 (座学+実践演習)。オンラインも可
対象者 AIを業務改革・新規事業創出に活用したいリーダー・担当者
AIを全社や部署に導入し、活用を推進したいリーダー・担当者
人数 最大30人程度/回
費用 1研修あたり130万円(税別)から(受講者数・カスタマイズ範囲に応じて見積もり)
カスタマイズ例 ベーシック版:業界横断・全職種向けの基礎プログラム
営業開拓版:法人営業・新規開拓に特化したプログラム
新規事業版:新規事業企画・立案担当者向けプログラム
実務課題版:現場業務改善担当者向けプログラム
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