キヤノンITソリューションズは2009年1月9日、ブリッジモードとプロキシモードの双方に対応したSMTP型のスパムメール対策アプライアンス「SecureSoft SpamHunter(セキュアソフト・スパムハンター)」の取り扱いを1月13日より開始すると発表した。同日から6月30日(火)までの期間、製品をキャンペーン特別価格で提供する。
SecureSoft SpamHunterでは、設置時にブリッジモードとプロキシモードの選択が可能なことから、プロキシモードのみに対応した製品に比べ導入における顧客の負担を低減できる。自社でメールサーバーを運用している企業はブリッジモードを選択することで、メールサーバーやDNSなどの設定を変更することなく、最低限の工数で導入することができるという。
同製品のその他の主な特徴は以下のとおり。
- バイパスカードを標準搭載:ハードウェアやOS障害などの異常が発生した場合にSMTP通信を自動的にバイパスさせて、電子メールを介した業務の停止が発生しないようにできる(ブリッジモード選択時のみの機能)。
- マルチドメイン対応による管理の分散化:1台で複数のドメインを管理することが可能。ドメインごとの管理者やグループごとの管理者を設定しておくことで、各管理者は権限の範囲内で設定内容や隔離メールを管理できる。
- 高い検知率と低い誤検知発生率:ネットワークレベルでの検査を完了した後、3種類の強力なスパムメールデータベースによってコンテンツ内を細かに検査し、スパムメールを排除。セキュアソフト社によるテストでは、デフォルト設定の状態で検知率96%、誤検知発生率はほぼ0%を達成している。
製品価格、およびキャンペーン特別価格は以下のとおり。なお、製品仕様のうち各製品の1日の電子メール処理件数(最大)は、SecureSoft SpamHunter 500Sが10万件、2000Sが30万件、5000Sが70万件、10000Sが150万件とされている。
■製品価格
- SecureSoft SpamHunter 500S 79万円
- SecureSoft SpamHunter 2000S 120万円
- SecureSoft SpamHunter 5000S 190万円
- SecureSoft SpamHunter 10000S 410万円
■キャンペーン価格
- SecureSoft SpamHunter 500Sキャンペーン版 59万2500円
- SecureSoft SpamHunter 2000Sキャンペーン版 90万円
- SecureSoft SpamHunter 5000Sキャンペーン版 142万5000円
- SecureSoft SpamHunter 10000Sキャンペーン版 307万5000円
キヤノンITソリューションズでは、2010年3月末までに1,000社への導入を見込んでいる。
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