[株価から見るIT企業の強みと弱み]

公共依存から国内外でのM&Aによる成長路線拡大へ[NTTデータ 証券コード9613]

2009年3月5日(木)長橋 賢吾(フューチャーブリッジパートナーズ 代表取締役)

NTTデータ(証券コード9613)の株価が2008年10月末の急落から回復傾向にある(2008年12月末時点)。背景には、同社の足元の堅調な業績があるが、景気低迷に伴いIT投資は減少の方向にあることも確か。なぜNTTデータの業績は堅調なのか。筆者は、同社の戦略によるところが大きいとみる。つまり官公庁需要依存からの脱却と、M&Aによる事業拡大である。今回は、(1)官公庁と同社の関係、(2)M&Aによる事業拡大について整理し、これを踏まえて同社の今後の企業価値を考えてみよう。

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