スポーツ界のエグゼクティブから学ぶ、リーダーのための6つの教訓
2009年10月30日(金)CIO INSIGHT
多くのCIO(最高情報責任者)は、IT部門の生産性や進むべき方向性を大きく改善することを期待されて雇われる。彼らが新しい職に就くと、既存の組織の壁の厚さに思い知らされることが多々ある。まるで逆流に逆らって上流に泳いでいくようなものだ。
チームは責任能力に欠け、納期は常に変更できると思っており、プロセスは無視し、同僚への気遣いもない─。もしもこんな状況だとしたら、CIOが期待された結果を出すのは難しい。
同じような状況は、実はプロスポーツの世界でもよくある話だ。変革をもたらすことを期待されて任命された新しい監督やジェネラルマネジャーが、しばらくするとまた次の人にとって代わられるという例はいくらでもある。一方で、スポーツ界のエグゼクティブの中には、チームの業績向上に高い能力を発揮する人もいる。
CIO INSIGHTは、大リーグ(MLB)や米プロフットボールリーグ(NFL)などの分野で非常に大きな業績を挙げているスポーツ界のリーダーたちにインタビューし、リーダーに必要な6つの重要な教訓を見いだした。これらはパフォーマンスの芳しくないチームを抱えて苦闘しているITエグゼクティブにも参考になるはずだ。
1. 子供のような素直さを持つ
子供は、素直に真実を口に出すものだ。5歳の子供であれば、家の食事が美味しくなければ、両親に対しても「まずい」と正直に言うだろう。インタビューしたスポーツ界のエグゼクティブは、非常に劣悪な環境の中でも、問題を無視するのではなく認めたうえで、それに対する疑問を周囲にぶつけていった。「なぜ練習のための施設がないのか」「なぜ仲間に対してひどい態度をとるのか」などだ。彼らはまず、現状の状況をきちんと棚卸し、改善が必要とされる問題点を洗い出した。さらに、これらの問題を事業全体の枠組みの中で議論し、検討していた。
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