[新製品・サービス]
クラウド環境向け仮想DWHアプライアンス「Teradata Enterprise Analytics Cloud」
2010年4月21日(水)鳥越 武史(IT Leaders編集部)
日本テラデータは2010年3月5日、クラウドコンピューティング関連製品・サービス群「Teradata Enterprise Analytics Cloud」の国内投入を発表した。第1弾として、パブリッククラウド環境や仮想化ソフトで構築したデータセンター(社内クラウド)向けの仮想データウエアハウス(DWH)アプライアンスを提供する。検証用に限定し、価格はともに無料とした。
ノベルのサーバーOS「Novell SUSE Linux Enterprise Server」の64ビット版にDWH用ソフトウェアをインストールした仮想アプライアンスを、パブリック・社内クラウド双方向けに提供する。
パブリッククラウド向けの「Teradata Express for Amazon EC2」は、Amazon Web Servicesが提供するクラウドサービス「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」向けの仮想アプライアンス。
社内クラウド向けの「Teradata Express for VMware Player」は、ヴイエムウェアの仮想化ソフト向けの仮想アプライアンスだ。ソフトを個別にインストールする必要をなくし、迅速に利用を開始できるようにした。 (鳥越)