ゾーホージャパンは、ネットワークトラフィック監視ツール「ManageEngine NetFlow Analyzer Professional Edition」および同「Professional Plus Edition」 をバージョンアップし、「リリース8.5」 として同日より出荷を開始した。
「ManageEngine NetFlow Analyzer」は、米Cisco Systems社のパートナー企業であるZOHO Corporationが開発したWebベースのネットワークトラフィック監視ツール。Cisco NetFlowおよびsFlowテクノロジを利用し、さまざまなネットワーク機器のインターフェースを通過するトラフィックの詳細なデータを取得する。このデータを解析し、アプリケーションやユーザのネットワーク帯域利用状況に関する情報をグラフやレポートにより、分かりやすく提供。これにより、ネットワークの障害解析やキャパシティプランニングが容易になる。
リリース8.5では、オプション機能として新たにアドバンストセキュリティ分析モジュールを追加。不正形式のパケットや攻撃フローなど、ネットワークセキュリティの脅威や異常と判断されるイベントを検出し、セキュリティスナップショット画面にてイベントごとの発生件数の一覧や時間ごとの発生件数のグラフをリアルタイムで表示する。これにより、ネットワーク侵入の検知や侵入のタイプの把握が容易になり、ネットワークセキュリティの脅威をリアルタイムに把握することが可能となる。本体価格は旧版の8.0から据え置き。
同製品の価格(税別)は、「Professional Edition通常ライセンス」が16万4000円~、「Professional Plus Edition通常ライセンス」が24万5000円~。
ゾーホージャパン
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