“ビッグデータ”に関心を寄せる企業が増えている。大容量のデータをハンドリングできる基盤整備がとかく話題となるが、容量だけに固執するのは必ずしも適切ではない。企業はビッグデータを管理する上で何が課題なのかを理解し、課題に見合う情報管理基盤を構築することが必要だ。
企業の取り扱うデータ量が急増している。これまでは社内の各システムが扱うデータを管理、活用の対象にする程度であったが、昨今ではソーシャルメディアに書き込まれる消費者の口コミ情報や、スマートデバイスやセンサーが生成する情報をマーケティング活動や新商品開発などに役立てようとする動きが活発化している。そのような取り組みの一環として、社外に溢れる膨大な情報も管理対象にすべきではないかと考える企業が登場し始めており、大量のデータを管理するために、情報管理基盤の見直しを検討する企業も少なくない。
しかしこうした企業の多くが、その膨大なデータ量のみに注視し、いかに保存するのかを目的に情報管理基盤の再構築を検討している。だが、データ量に過度に固執した基盤作りは、必ずしも適切な結果をもたらすとは限らない。企業は自社が管理しようとするデータが、容量の増加以外にどんな特性があるのかを把握し、それに応じたテクノロジの採用を検討しなければならない。
データが備える4要素
自社の課題として認識を
では容量以外にどんな特性があるのか。企業はまず、データを管理する上で何が課題となっているのかを正しく理解する必要がある。ガートナーはデータの量も含め、次の4つの視点で課題を捉えるべきと提言している(図1)。

・量
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