NECは2012年5月22日、モバイル端末を利用した画像認識サービスを発表した。「GAZIRU」と呼ぶ新サービスは、モバイル端末で撮影した画像を辞書と照合し、製品を特定する機能を提供する。自動車を撮影して車種や価格を表示する、画像からマンションを特定して空き部屋や間取りを表示する、撮影した料理の名称やレシピを表示する、といった用途を想定している。通信事業者や製造業、流通業、農業、観光業に向けて、6月1日に販売を開始する。
具体的な仕組みは次のようになる。サービス利用企業が保有する製品画像を、NECが「GLVQ(Generalized Learning Vector Quantization)」と呼ぶ独自の機械学習手法を用いて解析。製品ごとの特徴を抽出した辞書をあらかじめ作成し、アプリとして配布する。利用者がアプリを起動してカメラをかざすと、その画像を辞書と照合して製品を特定し、関連情報を表示する。
辞書作成などの初期費用を除き、月額サービス利用料金は48万円から。NECのサーバー上で画像を処理し、認識結果をモバイル端末に返すクラウド型のサービスも提供する。
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