サントリーホールディングスが人材マネジメントシステムを新規構築した。構築を担当したインフォテクノスコンサルティングが、2013年11月27日に公表した。
従来、約5000人の社員情報を人事給与システムで管理していたが、経営戦略上、人材マネジメントの高度化が必要になった。人事給与システムに蓄積した人事データを、人材の育成や配置、要員計画、組織管理などに役立てる。従業員が自律的に能力を高められるようにもする。
2012年夏からシステムの検討を開始、最終的にインフォテクノスコンサルティングの人材マネジメントシステム「Rosic」を採用した。個人情報を可視化する機能が充実している点を評価した。企業全体を俯瞰的に分析したり、詳細な情報をドリルダウン方式で閲覧したりできる操作性も決め手となった。2013年9月から本格的に運用を始めている。