埼玉県川口市が今、市内22拠点を結ぶ光ファイバー網のネットワークスイッチの刷新を進めている。2016年2月末に稼働すれば、先行して取り組んだサーバー環境の仮想化に加え、ネットワーク環境まで仮想化した「SDDC(Software Defined Data Center)」すなわちプライベートクラウド環境が実現する。そもそもの発端は、2007年に着手したメインフレームのオープン化。ベンダーロックインを排除するための取り組みを続けた結果、プライベートクラウドにたどり着いた。ネットワーク刷新の現状と、これまでの取り組みについて、川口市企画財務部情報政策課の大山 水帆 課長と永瀬 結三 主査に聞いた。(文中敬称略、聞き手は志度 昌宏=IT Leaders編集部)
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