2015年は「第3次AIブーム」が花開いた年だった。2016年はさらに加速することが確実であり、企業ITの関係者や責任者は、その技術動向を的確に把握する必要があるだろう。AI分野では実際に、どんな技術が開発され、利用が進みつつあるのか?富士通の技術チームが「Machine Intelligence LandScape」を元に、米国を中心としたAIベンチャー企業の実態を調査した。その結果を4回に分けてレポートする(本誌)。
【第1回】広がりが著しいコアAI技術
テキストから音声、映像までの理解を可能に
富士通BIG CHANGEプログラムメンバーは「Machine Intelligence LandScape」というAI分野の俯瞰図にある235社の企業について、設立年や技術、製品/サービスの要約などを調査した。実用化のレベルは様々だが、Machine Intelligence 関連技術の広がりや奥行きの深さには凄まじいものがある。その中でも活発なスタートアップ企業を5回にわたって紹介する。第1回はAI市場の全体像を俯瞰する。
【第2回】注目すべきAIベンチャー6社の実力をチェックする
「Machine Intelligence LandScape」というAI分野の俯瞰図にある235社の中から活発なスタートアップ企業を紹介している。第2回は、特に注目すべき6社を取り上げ、その実力をチェックしてみる。
【第3回】業務特化のAIベンチャーが台頭
様々な自動化・効率化をうながす
AIベンチャーの俯瞰図「Machine Intelligence LandScape」を元に調査した、AIベンチャー企業の実態。第3回は、「Rethinking Enterprise」すなわち業務へのAI活用について解説する。企業内の様々な業務をAIで自動化・効率化する企業が台頭している。
【第4回】業種特化で既存事業を破壊するAIベンチャー
産業構造に大きな変革をもたらす
AIベンチャーの俯瞰図「Machine Intelligence LandScape」を元に調査した、AIベンチャー企業の実態。第4回は、「Rethinking Industry」すなわち金融や教育、農業などの業種を破壊的に変革することを目指すAIベンチャーを紹介する。
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