[ザ・プロジェクト]
ホップ、ステップ、ジャンプで挑む製鉄業の第4次産業革命―新日鐵住金
「攻めのIT経営銘柄 2016」選定企業のIT戦略<10>
2016年12月22日(木)佃 均(ITジャーナリスト)
粗鋼生産量で世界4位の新日本製鉄と同19位の住友金属工業が合併して新日鐵住金(現 日本製鉄、証券コード:5401、東証1部)が誕生したのは2012年10月。その後にスタートしたシステム統合「DAY2」プロジェクトは、2017年3月末までにほぼ完了する。「あれこれありましたが、結果として計画通り」――執行役員 業務プロセス改革推進部長・米澤公敏氏はこう言ったあと、「実は今、次の“攻めのIT”に向けて弾込め中」と続ける。
- > 前へ
- 1
- 2
- 3
- 次へ >
バックナンバー
- 「アミノ酸から新天地開拓へ」─事業成長と社会課題解決に向けた味の素のDX(2024/04/18)
- デジタルを駆使して“尖ったものづくり”を追求し続ける─DXグランプリのトプコン(2024/02/21)
- ヤンマーがグループ横断/現場主導で取り組む“データドリブンな業務改革”、その軌跡と成果(2024/01/09)
- 工場変革を起点に経営変革へ─データドリブンとリザルトチェーンで挑むサントリー(2023/10/31)
- 小林製薬が推進する「あったらいいなDX」─全員参加型改革プロジェクトの中身(2023/10/24)
関連キーワード
日本製鉄 / 製造 / デジタルトランスフォーメーション / レガシーマイグレーション / 日鉄ソリューションズ