[ザ・プロジェクト]
ホップ、ステップ、ジャンプで挑む製鉄業の第4次産業革命―新日鐵住金
「攻めのIT経営銘柄 2016」選定企業のIT戦略<10>
2016年12月22日(木)佃 均(ITジャーナリスト)
粗鋼生産量で世界4位の新日本製鉄と同19位の住友金属工業が合併して新日鐵住金(現 日本製鉄、証券コード:5401、東証1部)が誕生したのは2012年10月。その後にスタートしたシステム統合「DAY2」プロジェクトは、2017年3月末までにほぼ完了する。「あれこれありましたが、結果として計画通り」――執行役員 業務プロセス改革推進部長・米澤公敏氏はこう言ったあと、「実は今、次の“攻めのIT”に向けて弾込め中」と続ける。
- > 前へ
- 1
- 2
- 3
- 次へ >
バックナンバー
- 「こんな旅がしたい!」をチャットの対話で提案、Booking.comが挑むAI駆動の旅行計画(2025/08/05)
- 脆弱性対処を10日から3日に─JERAが実践するマルチクラウド環境のセキュリティ強化(2025/07/31)
- コラボレーション・自動化・AI─全社ファイル管理基盤を核にしたオンワードグループのDX実践(2025/06/30)
- 『モンスターハンターワイルズ』の開発で、カプコンのITチームが重視したこと(2025/06/11)
- 生成AIとロボットの融合で新たな価値創造に挑む─デンソーが描く近未来(2025/04/22)
関連キーワード
日本製鉄 / 製造 / デジタルトランスフォーメーション / レガシーマイグレーション / 日鉄ソリューションズ