[市場動向]

三井住友とNECがBPO事業で協業、合弁会社「NCore」を通じて2017年10月に活動開始

2017年8月25日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)とNECは2017年8月25日、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)事業で協業すると発表した。合弁会社のフィナンシャル・リンクを通じて、2017年10月中をめどに活動を開始する。

 三井住友銀行の100%子会社でBPO事業を行うフィナンシャル・リンク(資本金は1000万円)の発行済株式の49%を、NEC(25%)およびNECマネジメントパートナー(24%)が2017年内をめどに取得する。さらに、フィナンシャル・リンクの商号を「NCore(エヌコア)」へ変更する。

 協業を受けてフィナンシャル・リンクは、SMFGの顧客基盤と金融関連サービス、NECグループの業務ノウハウ、AI(人工知能)およびRPA(ロボットによる業務自動化)などのIT技術を活用し、従来の金融サービスよりも広範なBPOサービスを提供する。10月中を目途に活動を開始する。

 フィナンシャル・リンクはこれまで、資金回収・支払に付随する大量の事務の代行など、決済・資金管理分野を中心にSMFG各社の金融関連BPOサービスを組み合わせてユーザーに提供してきた。

 一方、NECグループは、NECの100%子会社でシェアードサービス会社であるNECマネジメントパートナーを中心に、グループ社員10万人を対象に、プロセス改革や働き方改革をもって業務の効率化と高度化を推進してきた。

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