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映像監視システムでデータセンター向けのパッケージを発売─ヴイ・インターネットオペレーションズ

2017年10月30日(月)IT Leaders編集部

パナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)の連結子会社であるヴイ・インターネットオペレーションズは2017年10月27日、映像監視システム「ArgosView」をデータセンター向けにパッケージ化したシステム製品「データセンター省人化ソリューションパッケージ」を発表、同日提供を開始した。長期録画などにより、セキュリティの強化と省人化を支援する。価格(税別)は、1システム当たり300万円から。販売目標は、2018年度末までに2億円。

 ヴイ・インターネットオペレーションズの「ArgosView」は、IPカメラを統合管理できる映像監視システムである。各種のセンサーや非常ボタン、他システムと連携させることによって、高機能な映像監視が可能になる。今回の「データセンター省人化ソリューションパッケージ」は、データセンターの省人化やセキュリティ強化の目的にArgosViewをパッケージ化したシステムである。

 まず、長期間にわたって録画できるように、LTOテープストレージやディスクストレージなどを組み合わせて提供する。2年以内の保存ならサーバー内ストレージに保存し、2年を超えて保存する場合は、安価なテープや、即時再生が可能な外部ストレージなどを組み合わせることができる。

 さらに、データセンター内の入退室システムや室内センサーと連携させた状態で提供する。入退室や、温度・湿度センサーの異常、ラック開閉といったイベントに反応して、該当箇所の監視カメラ映像をArgosViewの画面上にポップアップ表示させることができる。異常時には、メールや社内SNSを通じて、現場のキャプチャを管理者・関係者へ即時送信することもできる。

 オプションとして、「カメラ内部メモリー連携」と「フェイルオーバー」の機能を提供する。これにより、映像が欠損するリスクを低減できる。

 カメラ内部メモリー連携を使うと、万が一の回線断絶時にも、一時的に映像データをカメラ内部メモリーに保存できる。回線復旧後にサーバへ自動転送する。これにより、監視カメラ映像の欠損を防ぐ。フェイルオーバー機能を使うと、ArgosViewの録画サーバーに障害が発生した際に、フェイルオーバーサーバーに自動的に代替する。

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