SAPジャパンは2018年3月2日、SAP製品のサポート技術情報をまとめた英語のドキュメント群を機械的に日本語へと自動翻訳するサービスを開始したと発表した。従来は一部のドキュメントを人手で翻訳して提供していたが、機械翻訳ではあるものの、提供しているすべての文書を日本語で読めるようになった。
独SAPは、SAP製品に関する技術的な問題を解決するため、サポート技術情報を「SAPサポートナレッジベース」として継続的に公開している。今回発表したサービスは、英語で提供する同文書を、ワンクリックで即座に日本語に訳して表示する。
これまでは、ユーザーやSAPのサポート部門からの依頼に基付いて、翻訳者が人手で日本語に翻訳して提供していた。しかし、1つのドキュメントにつき2~5日の翻訳期間を要するため、必要性が高いと判断したドキュメントに限って日本語に訳していた。
今回のサービスによって、システム関連の大量の技術文書を、日本語で調査・参照可能になる。より正確性を要求するドキュメントについては、これまでと同様に、翻訳者による人手のサービスも並行して提供する。
なお、機械翻訳には、SAP独自のニューラル機械翻訳技術を活用したとしている。特に、SAPアプリケーション固有の用語については、一般的な機械翻訳に比べて、非常に高い精度で翻訳できるという。