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テンダ、RPAに適した業務フローを抽出するツール「D-Analyzer」に新版、業務フロー図を強化

2020年4月9日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

テンダは2020年4月9日、RPA(ロボットによる業務自動化)で自動化すべき業務を洗い出して可視化するソフトウェアツールの新版「D-Analyzer 2.0.0」を発表した。同日提供を開始した。新版では、フローチャートの表示方法を拡充した。選択した作業ラベルを「中心」としたフローチャートを表示するか、選択した作業ラベルを「始点」としたフローチャートを表示するかを選べるようにした。

 D-Analyzerは、RPAで自動化すべき業務を洗い出して可視化するソフトウェアツールである。ユーザーのPC操作ログを収集して分析することによって、ボトルネックになっている作業を自動で抽出し、RPA化に適した業務を自動で判断する。RPAで自動化した後の効果も測定できる。

 ソフトウェアは、エンドユーザーの操作ログデータを収集する「D-Analyzer Client」(収集処理)と、収集したログデータを分析・可視化する管理ソフトウェア「D-Analyzer Server」(分析処理)で構成する。

 抽出した業務フローは、フローチャート図として可視化できる。今回の新版では、フローチャートの表示方法を拡充した。選択した作業ラベルを「中心」としたフローチャートを表示するか、選択した作業ラベルを「始点」としたフローチャートを表示するかを選べるようにした。

 作業ラベルを始点としたフローチャートを表示することによって、選択した作業ラベルにひも付いた作業を1つの固まりとして可視化できるようになった。RPAに適した実施頻度の高い作業を抽出しやすくなった(画面1)。

画面1:D-Analyzer 2.0.0において業務フローを抽出してフローチャートとして表示した画面。新版では、任意のラベルを「始点」としたフローチャートを表示できるようにした(出典:テンダ)画面1:D-Analyzer 2.0.0において業務フローを抽出してフローチャートとして表示した画面。新版では、任意のラベルを「始点」としたフローチャートを表示できるようにした(出典:テンダ)
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