アプリケーション アプリケーション記事一覧へ

[事例ニュース]

サンコーシヤ、OracleのSaaSアプリケーション群を採用、経営意思決定の迅速化を目指す

2020年8月4日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

雷防護の製品・サービスを提供するサンコーシヤ(本社:東京都品川区)は、グループの活動を見える化して経営の意思決定を迅速化するため、Oracle Cloud ERPやOracle Cloud SCMなど、日本オラクルのSaaS型アプリケーション群を採用した。日本オラクルが2020年8月4日に発表した。

 サンコーシヤは、雷防護の製品・サービスを提供するメーカーである。国内外ビジネスの成長戦略を立案するにあたり、営業部門などのフロントオフィスでは、勝因・敗因の分析や要員配置の最適化など、営業管理の強化が必要になっていた。グローバル供給体制の強化や、生産・原価の最適化も不可欠だった。

 同社では、国内外の販社・工場全体を一元管理するサプライチェーンの可視化・効率化に課題があった。財務においては、仕訳生成や照合などの業務を自動化し効率化を図るとともに、財務状況やキャッシュフローの見える化、迅速な経営の意思決定を支える仕組みが求められていた。

 今回、日本オラクルのSaaS型アプリケーションを採用した。Oracle Cloud ERP(財務管理)、Oracle Cloud EPM(予算管理)、Oracle Cloud SCM(サプライチェーン管理)、Oracle CX Sales(営業管理)、Oracle CPQ(見積管理)である。これにより、財務会計、予実管理、販売管理、需給計画、調達・購買、製造、在庫管理、プロジェクト管理など、複数業務にまたがる企業グループ全体の活動を見える化する。

 フロントオフィスからバックオフィスまで、情報を一元管理できるようにする。営業の案件および予測精度を高め、需要をより正確に把握できるようにする。この上で、材料や製品の供給体制を確立し、生産計画の遅延や損失を防ぐ仕組みを実現する。

 海外グループ会社の財務データも、リアルタイムに把握できるようにする。これにより、迅速な意思決定ができるようになる。プロジェクトごとに採算を管理し、収益性を確保した事業運営が可能になる。全社では、コスト見える化によるコスト軽減効果、全社活動の見える化、標準プロセスによる業務の効率化を実現する。

関連キーワード

サンコーシヤ / Oracle / SaaS / CPQ

関連記事

トピックス

[Sponsored]

サンコーシヤ、OracleのSaaSアプリケーション群を採用、経営意思決定の迅速化を目指す雷防護の製品・サービスを提供するサンコーシヤ(本社:東京都品川区)は、グループの活動を見える化して経営の意思決定を迅速化するため、Oracle Cloud ERPやOracle Cloud SCMなど、日本オラクルのSaaS型アプリケーション群を採用した。日本オラクルが2020年8月4日に発表した。

PAGE TOP