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NTTネオメイト、Taniumを用いて端末のセキュリティを管理するサービス「MC-SOC ESP」を提供

2020年9月28日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTネオメイト(現NTTフィールドテクノ)は2020年9月28日、端末(エンドポイント)のセキュリティ管理を支援するサービス「MC-SOC ESP」を発表した。2020年10月1日から提供する。米タニウム(Tanium)の端末管理ソフトウェアとNTTネオメイトのSOC(セキュリティオペレーションセンター)を組み合わせてクラウドサービスとして提供する。サービス内容をパッケージ化することで、中小企業でも導入しやすくした。

 MC-SOC ESPは、端末(エンドポイント)のセキュリティ管理を支援するサービスである(図1)。米Taniumの端末管理ソフトウェアにNTTネオメイトのSOC(セキュリティオペレーションセンター)を組み合わせ、クラウドサービスとして提供する。

図1:「MC-SOC ESP」の概要(出典:NTTネオメイト)図1:「MC-SOC ESP」の概要(出典:NTTネオメイト)
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 NTTネオメイトは従来、米Taniumの端末管理ソフトウェアを、大企業向けに「オーダーメイド型」で提供してきた。今回、中小企業のシステム管理負荷を軽減することを目的に、NTTネオメイトのSOCを組み合わせた「パッケージ型」のサービスを用意した形である。

 「標準サービス」として、端末を可視化する(1)「ビジュアライゼーション」と、端末にパッチを配信して適用する(2)「デプロイメント」を提供する。この上でさらに、「オプションサービス」として、インシデントを検知して初動対応を実施する(3)「ディテクション&レスポンス」を提供する。

 (1)のビジュアライゼーションでは、端末にエージェントソフトウェアをインストールすることで、管理対象端末のハードウェア情報、ソフトウェア情報、利用者情報、セキュリティパッチ適用情報などの情報を収集して可視化する。エージェントソフトウェアをインストールしていない端末も検出できる。

 (2)のデプロイメントでは、管理端末に対し、定期的にセキュリティパッチを適用する。さらに、任意のソフトウェアを配信してインストールできる。米Taniumの独自プロトコルとP2P型のアーキテクチャにより、効率的にファイルを配信する。

 (3)のディテクション&レスポンスでは、NTTグループが独自に入手したセキュリティ脅威情報に基づいて、セキュリティ脅威の侵入を監視する。マルウェア感染などのインシデントが発生した場合は、当該端末をネットワークから隔離するなど初動対応を実施する。

 価格(税別)は、以下の通り。初期費用は、51万円に加えて、利用するサービスの月額費用1カ月分が必要。月額費用は、ビジュアライゼーションとデプロイメントで構成する「標準サービス」が、端末1台あたり510~1200円。ディテクション&レスポンスの「オプションサービス」が、端末1台あたり200~300円。

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