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キヤノンITS、サーバー暗号化システム「Cipher Security Service」、鍵管理やポリシー作成を代行

仏Thalesの暗号化システムを利用

2022年5月16日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2022年5月16日、サーバー暗号化製品「Cipher Security Service」を提供開始した。データベースサーバーやファイルサーバー上にある重要情報を暗号化によって保護する。エージェントソフトウェアや鍵管理サーバーなどで構成するシステム製品であり、キヤノンITSが鍵管理や暗号ポリシーの作成を代行する。価格(税別)は、暗号化の対象となるサーバー1台あたり月額18万円(2台目以降、月額12万円)で、最低契約期間は1年。初期費用が別途必要。販売目標は、5年後までに年間売上高8億円。

 キヤノンITソリューションズの「Cipher Security Service」は、データベースサーバーやファイルサーバー上にある重要情報を、暗号化によって保護する製品である(図1)。不正アクセスやマルウェア感染などによって第三者にファイルが流出した場合でも、第三者は内容を参照することができないため、情報を漏洩させずに済む。

図1:「Cipher Security Service」の概要(出典:キヤノンITソリューションズ)図1:「Cipher Security Service」の概要(出典:キヤノンITソリューションズ)
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 システム要素として、仏Thalesの暗号化システム製品「CipherTrust Data Security Platform」を使う。エージェントソフトウェアや鍵管理サーバーなどで構成するシステム製品である。暗号鍵は、キヤノンITソリューションズが運営する鍵管理サーバーで保護する。暗号化ポリシーの設定もキヤノンITソリューションズが代行する。

 暗号化の対象となるサーバー(データベースサーバー、ファイルサーバー)に、専用のエージェントソフトウェアをインストールして使う。エンドユーザーのPCにはソフトウェアのインストールは不要である。

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キヤノンITソリューションズ / Thales / 暗号化

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