AGESTは2022年7月25日、ソフトウェアテストサービス「ミューテーションテスト」を提供開始した。Javaアプリケーションのソースコードに作為的にエラーコードを入れることで、単体テストの品質を可視化するサービスである。単体テストの精度を定量的に測定可能であり、テストケースが網羅すべきコードを網羅しているか、期待値を正しく設定しているか、を確認できる。
AGEST(アジェスト)の「ミューテーションテスト」は、Javaアプリケーションのソースコードに作為的にエラーコードを入れるという手法によって、単体テストの品質を可視化するサービスである。単体テストの精度を定量的に測定可能で、テストケースが網羅すべきコードを網羅しているか、期待値を正しく設定しているかを確認できる(図1)。
図1:ミューテーションテストの概要(出典:AGEST)拡大画像表示
図2はミューテーションテストの流れである。単体テストがすべて正常で完了している状態であることが前提条件となる。事前準備で、テスト環境として統合開発環境「IntelliJ IDEA」をインストールし、ミューテーションのプラグインを追加する。その後、テストの実行環境として、ソースコードとテストコードをビルドする。そして、JUnitを実行してテストのカバレッジレポートを出力し、テストコードの網羅性をチェックする。
図2:ミューテーションテストの流れ(出典:AGEST)拡大画像表示
AGESTは、「アジャイル開発では、プロセスごとに品質を保証する従来の手法では対応できず、単体テストが重要」として、ミューテーションテストのサービスを提供する。
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