セイ・テクノロジーズは2022年10月16日、サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」を強化した。サーバーの設定内容を記載した仕様書を自動生成するクラウドサービスである。今回の強化では、Amazon Web Services(AWS)の設定仕様書を生成するための専用書式「AWS 設定仕様書」を用意した。AWSから採取した情報からAmazon EC2/S3/VPCの設定仕様書を出力する。
セイ・テクノロジーズの「SSD-assistance」は、サーバーの設定内容を記載した仕様書を自動生成するクラウドサービスである(関連記事:サーバーの設定仕様書を自動生成する「SSD-assistance」を強化、共有フォルダのアクセス権限の詳細を出力)。
Windows上で実行する専用コマンドを提供する。このコマンドを実行すると、Windows OSの設定内容を調べてファイルに記録する。Linuxの設定情報は、Windows上でリモート情報採取ツールを実行し、対象のLinuxにSSHで接続して採取する。こうして生成したファイルをクラウドにアップロードすると、仕様書がメールで届く。
仕様書は、OSの基本情報、ネットワーク構成、ディスク構成、ソフトウェアやアプリケーションの構成、などの情報を基に作成する。Windowsでは、WSUSやActiveDirectoryなど固有のサービス群の設定や共有フォルダの設定、タスクスケジューラの設定なども取得する。Linuxでは、カーネルのパラメータ設定や運用設定(ログローテーションなど)などを取得する。
画面1:SSD-assistanceで出力した、AWS設定仕様書のサンプル拡大画像表示
今回の強化では、Amazon Web Services(AWS)の設定仕様書を生成するための専用書式「AWS 設定仕様書」を用意した。リモート情報採取ツールを介してAWSから採取した情報から、Amazon EC2/S3/VPCの設定仕様書を生成する。画面1は、AWS 設定仕様書のサンプルである。
今回の強化ではさらに、リモート情報採取ツールによって情報を収集可能なLinux OSを増やした。新たに、Red Hat Enterprise Linux 9.0およびAlmaLinux 9.0を追加した。ただし、これらのOSへのSSHログイン手段はパスワード認証に限り、公開鍵認証による接続には非対応(他のLinux OSへのSSH接続時には、パスワード認証と公開鍵認証のいずれも利用可能)。
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