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クラウド運用自動化サービス「Cloud Automator」、AWS Lambda関数の自動呼び出し機能を追加
2023年2月10日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
サーバーワークスは2023年2月7日、クラウド運用自動化サービス「Cloud Automator」に、サーバーレスサービスのAWS Lambda関数を自動的に呼び出す機能を追加した。これまではAWSの管理コンソールから手動で操作するか、外部実行環境として別途EC2インスタンスを用意しておく必要があった。機能の追加により、これらの設定やコストを要せずにLambda関数を呼び出せるようになった。
サーバーワークスの「Cloud Automator」は、AWSを中心としたパブリッククラウド基盤の運用管理サービスである。バックアップや災害対策、タイマー起動/停止などのジョブを自動で実行する「ジョブ自動化」と、クラウドがガイドライン通りに運用されていることを継続的に確認する「構成レビュー」の機能を提供している(関連記事:AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」が強化、ジョブの繰り返し実行に例外日を設定)。
今回、実行するジョブの中からサーバーレスサービスのAWS Lambda(ラムダ)関数を自動的に呼び出す機能として、「Lambda:関数を呼び出し」アクションを追加した(図1)。
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従来、Lambda関数を呼び出すには、AWSの管理コンソールから手動で操作するか、「EC2:インスタンスでコマンドを実行」アクションを使ってLambda関数を呼び出すWeb APIをECインスタンス上で実行する必要があった。今回追加した「Lambda:関数を呼び出し」アクションを使うことで、手動操作や実行環境の用意といったコストをかけることなくLambda関数を呼び出せる。
なお、Cloud Automatorでは、AWS向けの機能だけでなく、Google Cloud向けの機能も拡充している。現在は、Google Cloud向けに「Compute Engine:マシンイメージの作成」アクションを提供している。今後、「Compute Engine:VMインスタンスを起動」「Compute Engine:VMインスタンスを停止」のアクションを提供する予定である。