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AGEST、機能テストツール新版「TestArchitect 9.3」、モバイル画面をテスト可能に

モバイル実機をPCに接続してテストを実行

2023年8月9日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

AGEST(アジェスト)は2023年8月9日、ソフトウェア機能テストツールの新版「TestArchitect 9.3」をリリースした。新機能として、モバイル端末向けテスト機能「TestArchitect for Mobile」が加わった。WindowsアプリケーションやWebアプリケーションに加えて、モバイル端末(iOS/Android)のネイティブ/Webアプリの機能テストが可能になった。モバイル端末は仮想マシンではなく実機をPCに接続して機能テストを実行する。

 AGESTの「TestArchitect」は、開発中のアプリケーション画面が仕様どおりに動作するかを自動検証するソフトウェア機能テストツールである。

 新版(バージョン9.3)では、新機能として、モバイル端末(iOS/Android)上で動作するアプリケーションを対象に機能テストが可能な「TestArchitect for Mobile」を追加した。モバイル端末のネイティブ/Webアプリの動作をテストする。前バージョンまでは、WindowsアプリケーションやWebアプリケーションのみ機能テストが可能だった。

 仮想マシンではなく、モバイル端末の実機をUSBケーブルや無線LANでPCに接続してテストを実行する。1台のPCで複数台のモバイル端末のテストを実行可能である。

 TestArchitectの特徴の1つは、ボタンやテキストボックスなどについて、画像ではなく部品のオブジェクトを認識した形でテストを行えること。画面のレイアウトやデザインが変更になっても、それまでのテストがそのまま動作する。

 また、完全一致だけではなく、指定した画像が比較対象内に含まれるかなど、部分一致による比較検証も実施できる。解像度の違いやレイアウトの変更などによって画像の表示位置が変わっても、一致した画像として評価する。

 AGESTは2023年内に、アプリケーション画面を手動で操作した内容をテストスクリプトに変換する機能をリリースする予定。テストスクリプトをコーディングしなくてもテストが可能になる。

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