[新製品・サービス]
NRI、OCIベースのIaaSを「顧客向け専用パブリッククラウドサービス」として提供
2024年2月21日(水)IT Leaders編集部
野村総合研究所(NRI)は2024年2月20日、IaaS型クラウドサービス「顧客向け専用パブリッククラウドサービス」を同年4月から提供すると発表した。米オラクルのOracle Cloud Infrastructure(OCI)のIaaS基盤をNRIのデータセンターに構築し、ユーザー企業に向けて提供する。クラウド事業者がOCIによるIaaS基盤をカスタマイズして提供可能な「Oracle Alloy」を利用している。
野村総合研究所(NRI)の「顧客向け専用パブリッククラウドサービス」は、米オラクルのOracle Cloud Infrastructure(OCI)のIaaS基盤をNRIのデータセンターに構築し、ユーザー企業に向けて提供するIaaSサービスである。クラウド事業者がOCIによるIaaS基盤をカスタマイズして提供可能な「Oracle Alloy」を利用している(図1・図2)。
図1:「マネージドサービス」全体における「顧客向け専用パブリッククラウドサービス」の位置づけ(出典:野村総合研究所)
図2:OCIのプライベートクラウド(出典:日本オラクル)拡大画像表示
ユーザーは、NRIのデータセンターから、OCIによるIaaS/PaaSのフルサービスを、オラクルが提供するOCIと同等のレベルで、またOCIの最新機能も同じタイミングで利用可能である。また、同サービスと合わせて、パブリッククラウド、オンプレミスなどを含めたマルチクラウド環境を運用するマネージドサービスを利用できる。
同社がこれまで培ってきた、金融統制に対応した高水準のガバナンスやセキュリティを確保したIaaSを提供するとしている。例として、サービスに用いる機器やソフトウェアは、同社のデータセンター内に設置して「データの置き場所が明確」であることを挙げている。また、OCIの構築・運用ノウハウは、2020年に自社データセンターに「Oracle Cloud Infrastructure Dedicated Region」を導入した経験に基づいているという。
NRIは2024年中に、自社データセンターにおいて、専用パブリッククラウドとしてAWS(Amazon Web Services)の「AWS Outposts」を導入すること、AIを活用するためのGPUをOCIへ導入することを計画している。
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