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デージーネット、netboxでSSL証明書の有効期限を管理するプラグイン「netbox-certchecker」を無料公開

2024年3月15日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

デージーネットは2024年3月14日、オープンソースのネットワーク機器管理ツール「netbox」のプラグインとして、SSL証明書の有効期限を管理する「netbox-certchecker」をGitHubで無料公開した。管理対象のSSL証明書情報を登録して、証明書の有効期限を管理できる。有効期限が近づくとアラートメールで通知するなど、SSL証明書の運用負荷を軽減する。

 「netbox」は、オープンソースのネットワーク機器管理ツールである。データセンター/サーバールームの機器配置やラック・配線状況などを管理するデータセンター管理(DCIM)と、機器に割り振るIPアドレス管理(IPAM)を兼ねる。Excelによる手動での管理と比べて最新情報を把握しやすいほか、機器同士のつながりも分かりやすい(画面1)。

画面1:netboxのラック情報登録画面(出典:デージーネット)
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 機器情報の参照・登録などの各操作をREST APIを介して行う。登録したネットワーク機器の情報とテンプレートを用いて、機器の設定情報を生成して実機に反映する機能も持つ。また、IaC(Infrastructure as Code)ツールのAnsibleとの連携に対応し、登録情報を基にAnsibleで機器に設定を施したり、機器の設定情報をnetboxに登録したりできる。

 デージーネットは今回、netboxに機能を追加するプラグインとして、SSL証明書の有効期限を管理する「netbox-certchecker」をGitHubで無料公開した。管理対象のSSL証明書の情報と、SSL証明書そのものを登録することで証明書の有効期限を管理する。有効期限が近づくとアラートメールで通知するなど、SSL証明書の運用負荷を軽減する。

図1:netboxプラグインとして公開した、SSL証明書の有効期限を管理する「netbox-certchecker」の概要(出典:デージーネット)
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 netbox-certcheckerに登録・管理可能なSSL証明書の情報は、「識別名称」「証明書を利用しているデバイス」「証明書を利用しているURL」「SSL証明書ファイル本体」の4つである。

 「SSL証明書の有効期限を超過すると、エンドユーザーがサービスに接続できなくなるなどのトラブルが発生する。また、現在では公的なSSL証明書の有効期限が397日(13カ月)に短縮されている。事業者においては、SSL証明書の利用が増え、多数の証明書の有効期限管理が課題になっている」(デージーネット)

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デージーネット / SSL証明書 / インターネット / 通信事業者 / DCIM / IPアドレス

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