NRIセキュアテクノロジーズは2024年7月22日、HashiCorp Japanのセキュリティソフトウェア「HashiCorp Vault」の販売を開始した。ID/パスワードをシステムから分離して一元管理する製品。HashiCorp Vaultに問い合わせることで、サーバーにアクセスするために必要なID/パスワードを得られる。
NRIセキュアテクノロジーズは、HashiCorp Japanのセキュリティソフトウェア「HashiCorp Vault」の販売を開始した。情報システムにアクセスする際に必要なシークレット情報(ID/パスワードや鍵など)を、ネットワーク上で一元的に管理するサーバーソフトウェアである(関連記事:ラック、ID/パスワードをシステムから分離して一元管理する「HashiCorp Vault」を販売)。
データベースやサーバーのID/パスワード、クラウドサービスのアクセスキーなど、各種のシークレット情報を暗号化して保管する。クライアントアプリケーションは、REST APIやGUI画面を介してVaultに問い合わせ、サーバーにアクセスするためのシークレット情報をそのつど得る。アプリケーション側でシークレット情報をハードコード(記録)する必要がない。
図1:ID/パスワードを利用の度に生成する「HashiCorp Vault」の概要(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)拡大画像表示
必要時のみシークレット情報を生成し、使用後は自動で破棄される。有効期限の設定やローテーションによってサーバー上のシークレット情報を強制的に変更することにより、発行したシークレット情報の利用期間を短く抑え、漏洩時の悪用リスクを低減できる(図1)。
「テスト/リリース/デプロイなど、アプリケーション開発プロセスの自動化が進む中で、アプリケーションの認証情報をプログラムのソースコードに埋め込むケースが増えている。サイバー攻撃によってソースコードが漏洩すると、これらのシークレット情報も流出してしまう」(NRIセキュア)という脅威に対処する。
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