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キヤノンITS、オープン環境で動作するTPモニター、メインフレームからのリホストを支援

2024年10月28日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2024年10月28日、TPモニター(トランザクション処理モニター)ミドルウェア「マイグレーション用オンライン基盤ソフトウェア」を提供開始した。メインフレームにおいて複数台の端末からのアクセスを処理するTPモニター機能をオープン環境で代替する。価格(税別)は保守サポートを含めて月額75万円から。

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)の「マイグレーション用オンライン基盤ソフトウェア」は、メインフレームのTPモニター(Transaction Processing Monitor:トランザクション処理モニター)機能をオープン環境で代替するミドルウェアである。複数台の端末からのアクセスを処理する(図1)。

図1:「マイグレーション用オンライン基盤ソフトウェア」の位置づけ(出典:キヤノンITソリューションズ)
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 IBM/NEC/富士通のメインフレームからオープン環境へのリホスト方式によるマイグレーションを支援する。それぞれのTPモニター機能(IBM CICSおよびIMS、NEC VIS II、富士通 AIM)を代替する。

 オンラインプログラムの多重実行制御や端末IDの管理など、現行メインフレームのシステム定義に基づく挙動をエミュレートする。これにより、メインフレームで動作するプログラムに大きく手を加えることなくオープン環境でオンライン処理を実現する。

 価格(税別)は保守サポートを含めて月額75万円から。オープン環境への移行にあたり、端末エミュレータの操作性を再現することで、エンドユーザーに対して移行後の操作説明などは不要である。また、保守サービスにより、移行後のOSバージョンアップなどのシステム運用を支援する。

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キヤノンITソリューションズ / レガシーマイグレーション / リホスト / IBM / NEC / 富士通 / TPモニター

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