[事例ニュース]

KDDI、Salesforceの操作性向上と利用促進に向けてデジタルアダプションを導入

2025年9月8日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三

KDDI(本社:東京都港区)のパートナーグロース本部は、営業支援システム「Salesforce Sales Cloud」の操作性向上と利用促進を目的にデジタルアダプションプラットフォーム(DAP)を導入した。「テックタッチ」を採用して同システムの操作ガイドを整備し、営業現場での入力ミスやヘルプデスクへの問い合わせを減らしていく。システムの利用促進・定着を進めながら、正確な営業情報を販売パートナーと共有・連携することで、営業支援体制を改善・強化していく。テックタッチが2025年9月8日に発表した。

 KDDIのパートナーグロース本部は、全国の販売代理店に対して、営業進捗の管理や新商材の提案支援、販売員教育などを行っている。情報共有・管理にセールスフォース・ジャパンの「Salesforce Sales Cloud」を導入して営業支援システムを構築・運用している。

 同部によると、Sales Cloudで各機能を開発・改修する際、新規メンバーが操作に迷うなど利用促進の面で課題があった。また、操作画面の変更に伴ってマニュアルを更新する作業が生じるが、これがシステム担当者の負担になっていたという。

 そこで、Sales Cloudの操作性を高めて利用定着や教育工数削減を図るべく、デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」を採用した。ノーコードで画面上に操作ガイドを実装できる点を評価した(関連記事デジタルアダプション「テックタッチ」、フローティングバナーを容易に実装する新機能)。

画面1:「テックタッチ」のリアルタイム操作ガイドの画面例(出典:テックタッチ)
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 テックタッチを用いて操作ガイドを整備し、営業現場での入力ミスやヘルプデスクへの問い合わせを減らしていく。また、同DAPに備わる自動化機能を活用し、Sales Cloudへの入力内容を別アプリケーションに自動転記させ、業務の効率化を図る。営業管理のほか、経費精算や発注申請などの承認ワークフローでの利用も視野に入れている。

 同部は、正確な営業情報を販売パートナーと共有・連携することで、営業支援体制の改善・強化を図っていくとしている。

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