キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2025年9月19日、3DCADソフトウェア「SOLIDWORKS」シリーズのサポートサービス「テクニカルサービス」の対象を拡大した。デスクトップ版「SOLIDWORKS」に加えて、クラウド版「3DEXPERIENCE Works」も対象となる。
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)が、3DCADソフトウェア「SOLIDWORKS」シリーズのサポートサービス「テクニカルサービス」の対象を拡大した。デスクトップ版「SOLIDWORKS」に加えて、クラウド版「3DEXPERIENCE Works」も対象となる。クラウド版に備わる解析機能「Abaqusソルバー」もサポートする(図1)。

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CAD/CAEをクラウド環境で利用するユーザーの増加を受けてサポート対象を広げた。「近年は複数の拠点/チームがクラウド上でリアルタイムに共同作業を行っていて、高性能な解析をクラウド上で実行している。また、設計期間の短縮などを目的に、設計後に解析するのではなく、設計と解析を同時に進める作業スタイルが注目を集めている」(キヤノンITS)。
SOLIDWORKSシリーズでは、材料/設計/シミュレーション/製造など作業に関する情報を1つのデータベースで管理できる。組織やプロセスの壁を越えて、遠隔地を含むチーム作業の生産性が向上するほか、業務や意思決定フローのデジタル化も推進できるとしている。
また、SOLIDWORKSのアドインツール群「SOLiShie(ソリシエ)」を用意している。モデリング/図面/ユーティリティ/データ管理/コンテンツ作成・解析/PDMの6カテゴリーで全70機能を提供している。