BIPROGYは2025年12月18日、SIサービス「クラウド移行パック」を発表した。オンプレミスのVMware環境をパブリッククラウドのAWS/Azureに移行し、最短約3カ月でクラウドでの運用を始められるとしている。仮想サーバー10~50台規模のシステムを対象に、移行から運用までをワンストップで支援する。
BIPROGYの「クラウド移行パック」は、オンプレミスの「VMware vSphere」で動作するサーバー仮想化環境をパブリッククラウドのAmazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureに移行するSIサービスである。
仮想サーバー10~50台規模のシステムを対象に、移行から運用までをワンストップで支援する。最短約3カ月でクラウドでの運用を始められるとしている(図1)。
図1:オンプレミスのVMware環境をパブリッククラウド(AWS/Azure)に移行するSIサービス「クラウド移行パック」のシステム構成例(出典:BIPROGY)拡大画像表示
「(ブロードコムによるVMware買収に伴う)VMware vSphereのライセンス体系や料金の変化を受けて、パブリッククラウドへの移行を検討する企業が増えている。一方で、クラウド移行ノウハウの不足や移行後の運用体制・セキュリティへの懸念などが理由で移行が進んでいない企業もある」(BIPROGY)。同社は、こうした移行の難しさを抱えるユーザー企業を支援すべく、包括的なSIサービスを提供する。
アセスメント(サーバー仕様のサイジング)からクラウド環境の構築と仮想サーバーの移行、移行後の運用監視、専用回線(Amazon Direct Connect/Azure Express Route)の提供までワンストップで支援する。「SIサービスの利用により、クラウド移行時の運用コストを減らし、事業成長に合わせたスケーリングが可能になる」(同社)。また、運用フェーズでは専用回線の導入と24時間365日の運用監視体制を提供して信頼性を確保するとしている。
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