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特権ユーザーのふるまいを「個人」に紐づけて監視する「CA Access Control」

2010年12月24日(金)鳥越 武史(IT Leaders編集部)

CA Technologiesは2010年10月21日、アクセス制御ソフトの新版「CA Access Control r12.5 SP3 Premium Edition」を発表した。特権ユーザーも含めたサーバーOSのアクセス制御機能を持つ「Endpoint」と、OSやデータベース管理システムなどの特権ユーザーのパスワードの発行や変更を管理する「Privileged User Password Management(PUPM)」で構成する。

Endpointには、キーボードの操作履歴を記録する「キーロガー機能」を新たにUNIX/Linux向けに搭載した。「OSへのアクセス制御に加え、アプリケーションの操作内容の監視も可能になる」(金子 以澄プロダクトマーケティング マネージャー)。

PUPMは、Endpointとの連携を強化した。管理者がPUPMで特権ユーザー用のパスワードを一般ユーザーに発行。そのユーザーがEndpointのエージェントを導入したOSに特権ユーザーとしてログインした場合、元のユーザー名と関連付けてOSへのアクセスを制御する。価格は管理対象5システムの場合240万円(税別)。 (鳥越)

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