キヤノンは2011年9月8日、レーザープリンタ「Satera」シリーズの新モデル3製品を発売した。印刷スピードの高速化や消費電力を削減するなど、基本性能を改善した。
「Satera LBP7010C」は、A4対応のカラーレーザープリンタ。エンジンを刷新することで印刷速度を向上した。A4モノクロ印刷時の出力速度は16枚/分で、上位モデル「LBP5050」の12枚/分を凌ぐ。1枚だけ早く印刷したいというニーズにも応え、上位モデルが1枚目を印刷するのに22秒かかるのに対し、LBP7010は13.6秒と大幅に短縮した(モノクロ印刷の場合)。
消費電力も削減した。動作時、待機時、スリープ時の消費電力はぞれぞれ150W、6W、0.9Wで、「同等性能を備える競合他社製品のそれを大きく凌ぐ」(オフィスデバイス企画本部 ページプリンタ企画部 ページプリンタ販売企画課 主任 石川貴久氏)という。カートリッジの単価も、黒(Bk)が4400円、カラ―(YMC)が5500円と安く設定し、トータルでランニングコストがかからないよう配慮した。
参考価格は2万4980円。「最近は在宅勤務制度を導入する企業が多く、自宅でビジネス文書を印刷するケースが増えている。SOHOはもちろん、こうした用途向けにも訴求したい」(同氏)。
そのほか、「Satera LBP9200C」はA3対応のカラーレーザープリンタ。LBP7010C同様、印刷速度の向上や省エネ対策を施す。参考価格は11万980円。
「Satera MF6780dw」は、A4対応のモノクロレーザー複合機。スキャンしたデータをPCの共有フォルダへ自動保存したり、事前に設定したパスワードを複合機に入力することでプリントアウトしたりできる機能を備える。参考価格は7万4980円。
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