ビックデータやデータ・サイエンティストがブレイクしている。2年前くらいから言われ始めた「IT独特の流行語」が大量データの処理技術や分析手法や多様な活用事例によってコモディティ化してきている。
個人を守る視点が大切
個人情報による個人のトレースは災害時における安否確認やその後の支援でも役立つはずだ。個人情報は一般的な属性情報には留まらない。コールセンターで記録される音声情報にも、街頭カメラ、店頭カメラ、車載カメラなどで記録される画像情報にも、Google Mapのストリートビューにも個人情報が含まれる。この現実から逃れることはできない。それらの個人情報は被害者捜査や犯罪者の検挙に既に活用されている。将来は映画「マイノリティ・リポート」のように犯罪を未然に防ぐことが出来るかもしれない。
ヒトゲノム情報には遺伝子レベルの個人情報がある。使われ方によっては功罪が激しいばかりでなく、倫理面での課題がある。守るべきは個人情報ではなく個人であることを忘れてはならない。
ある新聞社の方から、こんな話を伺ったことがある。事件を起して検挙や起訴をされたりすると記事が掲載される。罪を犯した人はやがて法的な贖罪が済み、事件のことは多くの人の記憶からも消える。しかし記事のアーカイブは消えない。検索すれば過去の記事も出てくる。その個人情報は不利益な情報となり、就職・転職などに悪影響を及ぼす─。新聞社の方はその不条理を複雑な気持ちで伝えてくれた。意に沿わない個人情報を抹消する権利も必要なのだ。
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