[事例ニュース]

富士通、グループ内の全システムを自社開発のクラウド基盤上に移行へ

2015年2月20日(金)IT Leaders編集部

富士通は、国内外のグループ拠点で稼働している社内システムを次世代クラウド基盤に全面移行させる。2015年2月にプロジェクトを開始し、5年をかけて移行を完了させる予定だ。

同社が国内外で活用している社内システムは大きく、CRM/販売支援、SCM/ECM、人事・経理業務を支えるコーポレート系、全社の情報共有やコミュニケーションを支えるグローバルコミュニケーション基盤の4系統に分けられる。システム総数は約640。サーバー数は、約1万3000台に上る。

これら大規模システム群を、クラウド基盤に移行させる。ビジネス環境の変化に即応できるシステム環境の構築が狙いだ。クラウド化により、TCOを5年間で約350億円削減する効果も見込む。

移行先となるのは、同社が現在開発中であるOpenStackのクラウド基盤。まず、2015年2月にコーポレート系の2システムの移行を開始する。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 富士通
事業内容 製造
導入システム クラウド基盤
導入目的 システムモダニゼーション、TCO削減

 

関連キーワード

製造 / エレクトロニクス / プライベートクラウド / OpenStack / 富士通

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