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ユニリタ、ヘルプデスクのクラウド型サービスでセルフサービス機能を強化

2015年5月26日(火)IT Leaders編集部

システム運用やデータ管理などのITサービス事業会社であるユニリタは2015年5月26日、クラウド型サービスデスク「LMIS on cloud(エルミス・オン・クラウド)」の最新版の提供を開始したと発表した。エンドユーザーがセルフサービスで問題解決を図るためのポータル機能を中心に機能を強化した。

 ユニリタの「LMIS on cloud(エルミス・オン・クラウド)」は、ヘルプデスク機能を中心にITサービス部門が提供するサービスを一元管理するための仕組みを提供するクラウドサービス。最新のVer1.4では、セルフサービスポータルサイトの機能を中心に機能強化を図っている。

 セルフサービスポータルサイトは、エンドユーザーから依頼される問い合わせや課題解決の申請などを一元管理するための仕組み。周知徹底したい情報の発信から、FAQ(良くある質問)の掲示、問い合わせの受付といった機能がある。今回は、申請に応じて複数の入力フォームを定義できるマルチフォームサポートや、エンドユーザーからの問い合わせや申請に対する上長の承認、重要度が高い告知情報の表示位置の指定などを可能にした。

 併せて、ソフトウェアの自動配布処理用スクリプトの実行機能を強化した。スクリプトの実行場所や引数の指定、リリースジョブ情報の取得などを制御することで、配布前後に必要なモジュールの構築やライブラリのチェックイン/チェックアウトといった作業の自動化を図る。

 LMIS on cloudの利用料金は、月額10万円(25ユーザー)から。年単位の契約が前提になる。

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