新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)は2015年5月26日、同社の仮想デスクトップサービス「M3 DaaS(エムキューブダース)@absonne(アブソンヌ)」で利用できるシンクライアント端末に米Googleが提供する「Chromebooks for Work」を追加すると発表した。クライアント端末の運用負荷の削減とセキュリティの強化を図る。
M3 DaaS@ absonneは、クライアント環境の運用までを含めたアウトソーシングスサービス。クラウド型のDaaS(Desktop as a Service)と、オンプレミスのVDI(Virtual Desktop Infrastructure)を用意する。今回、Chromebooks for Workを組み合わることで、運用管理やセキュリティの機能強化を図る。
具体的には、Chromebooks for Workが持つWebベースの集中管理ツール「Chrome 管理コンソール」の機能を利用する。利用者や端末、アプリケーションを統合的に管理し、企業のセキュリティポリシーを適用。Chrome OSを搭載する「Chromebook」を使うことでセキュリティを強化する。
NSSOLは現在、M3 DaaS@ absonneとChromebooks for Workを組み合わせたサービスを検証している。