IDCフロンティア(IDCF)は2016年1月20日、クラウドサービス「IDCFクラウド」上で、パートナーが公開した自社の製品やサービスを、ユーザーが無料で試用できる「エコアライアンス」を開始したと発表した。すでにパートナー20社が参加を明らかにしている。
「エコアライアンス」は、「IDCFクラウド」上に自由に参加できるソフトウェアのオープンマーケットプレイスを公開し、パートナーとユーザーを繋げる取り組みだ。パートナーは、自社製品やサービスを自由に公開しユーザーへの試用機会を拡大できる。
ユーザーは、自社に適したインフラを構築するために、CMS(Contents Management System)やバックアップ、脆弱性診断や運用監視といった、各パートナーによる専門性の高いアプリケーションをクラウド上で自由に試せるようになる。
利用頻度や評価の高いソフトウェアは、同クラウドサービスでの標準提供など販促支援を実施する。今後は、公開ソフトウェアのレーティングやランキング機能、課金代行機能の提供も予定している。
すでに、セキュアブレインやソフトバンク コマース&サービス、ブロードバンドセキュリティ、ベリタステクノロジーズ、ミラクル・リナックスなど、パートナー20社より賛同を得ているという。IDCFはパートナーを拡大し、2015年度中に100社の参加を目標にする。