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JBAT、顧客データベース構築を効率化するデータクレンジングツールを提供

2016年3月18日(金)IT Leaders編集部

JBCCホールディングスの事業会社であるJBアドバンスト・テクノロジー(JBAT)は2016年3月17日、企業のマーケティング活動を支援するクラウドサービス「デジピタ」を2016年5月末より提供することを発表した。データのクレンジングや名寄せ作業を自動化できるツールとなる。

 「デジピタ」は、データのクレンジングや名寄せ作業を自動化し、業務や入手経路が異なるデータを統合して、顧客データベース構築を省力化・効率化する。さらに、自社開発の情報分析ツール「Smart BI」と連携することで、データを顧客の行動分析や連続的なフォローへとつなげ、効果的なマーケティング活動の実施を図ることができる。

 処理したデータは、作業内容とともに記録、保管され、変更履歴を確認できる。作業のコラボレーションも可能になる(次期バージョンで提供予定)。管理画面から、データを分割して個別の担当者を割り当てられるほか、複数人で並行してデータの確認、修正作業を実施したり、お互いの進捗状況の確認も可能だ。

 デジピタの価格は、基本料金と1ユーザーライセンス込みで月額5万円(税別)から。Smart BIとの連携には別途契約が必要になるほか、クラウド上にデータを保管する場合はAmazon S3の契約が必要となる。

 JBATは、初年度に100社への販売を目標にする。

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