日本でCIOという経営者の役割が意識されだしたのは21世紀を迎える頃からだろう。西暦2000年を前に、コンピュータが誤作動するのではと世界中で注目が集まった「2000年問題」では結果的にはほとんど何事もなかった。しかし少なくとも経営者もシステムを意識することに繋がり、CIOという役割の認識が芽生えてきたようだ。
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