三菱電機ビジネスシステムは2016年7月21日、総務省行政管理局が運営する電子政府の総合窓口「e-Gov」での電子申請の行政手続きを、安全なSaaS(Software as a Service)環境で可能にする電子申請サービス「パッケージプラス ジラフィ」を発表した。
「パッケージプラス ジラフィ」は、企業の社会保険・労働保険関係の電子申請手続きに対応した電子申請サービスだ。高い機密性が求められる申請情報の安全な取り扱いと、行政手続きに関わる事務負担の軽減を図れる。
関数型暗号による暗号文のアクセス権限制御など、高セキュリティ・高信頼の技術を活かした三菱電機のスマート制御クラウドサービス「DIAPLANET」上で提供する。
データ変換機能を備えていて、給与計算システムなどと容易に連携できる。e-Gov法改正時にも柔軟に対応できる。申請書生成を共有サービスとしてクラウドに集約することで、行政手続様式などの変更時に迅速に対応可能になる。申請書作成時に必要な電子署名は、カードリーダー形式の証明書に対応している。
e-Govから取得した公文書を一旦ファイル単位で分割し、企業が受け取る文書と従業員が受け取る文書を整理し、従業員への公文書配信作業の効率化を支援する。
セキュリティ面については、公文書配信はインターネット経由でのダウンロードで行うが、アクセスするURLは有効期限付きのワンタイムURLとしていること、認証もシステム固定IDとワンタイムURLに紐づいたワンタイムパスワードの組み合わせとすることで安全性を確保している。
「パッケージプラス ジラフィ」の価格は、月額2万円(税別)からになる。三菱電機ビジネスシステムは2017年度末までに国内1000社への導入を目標にする。
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