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データベース監査ツールの最新版でOracle12cのマルチテナント機能に対応─インサイトテクノロジー

2017年2月24日(金)IT Leaders編集部

データベースのソフトウェア/ハードウェアサービスを組み合わせ提供するインサイトテクノロジーは2017年2月23日、データベース監視ツール「PISO」の最新版で、「Oracle Database 12c」のOracle Multitenantに対応した製品の提供を開始した。

 Oracle12cのマルチテナントに対応した「PISO」では、マルチテナントを採用した環境でも、J-SOX(内部統制報告制度)やPCI DSSなどの各種法規制に対応したデータアクセス監査、リアルタイム監視による内部情報漏えいの抑止と不正アクセス検知を実施できる。

 具体的には、Pluggable Database(PDB)の独立性を活かし、PDB単位での監査ができるようになった。PDBのUnplug/Plug時にも継続した監査が可能だ。

 Multitenant Container Database(CDB)とPDB環境のデータベース監査の需要増加や、Oracle12c Release 2からCDB・PDBが米Oracleの推奨する標準構成になることを受け、PISOをOracle12cのマルチテナント機能に対応させたという。

 PISOは、SOX法・HIPAA・DISA・PCI DSSなどに対応した、情報漏えいを防ぐためのデータベース監査ツールである。ユーザーのデータベース監査基準に沿ったログを記録し、様々な監査報告書に対応可能なレポートを作成できる。データベースに対するアクセスや操作をリアルタイムに監視することもできる。

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