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パロアルトネットワークス、次世代セキュリティ基盤の最新版で自律的防御を可能に

2017年3月8日(水)IT Leaders編集部

パロアルトネットワークス(Palo Alto Networks)は、最新の脅威への自律的な防御を可能にする、強化した次世代セキュリティ基盤の提供を2017年3月7日に開始した。不正アクセスなどの脅威に対抗する新機能を搭載し、多様なニーズに対応するためアプライアンスを拡充した。

 強化した次世代セキュリティ基盤は、パロアルトネットワークス(Palo Alto Networks)のOSの最新版「PAN-OS 8.0」を搭載している。最新の脅威への自律的な防御を促進する70以上の新機能と9機種の新しいアプライアンスを用意している。

 次世代ファイアウォール、脅威インテリジェンスクラウドサービス「WildFire」、次世代エンドポイントセキュリティ「Traps」を中心に同社のセキュリティ製品をネイティブに連携し、ネットワークからクラウド、エンドポイントまでの包括的な事前防御を可能にする。

 主な強化ポイントとしては、認証情報の盗難と悪用の防止機能を追加したほか、フィッシングサイトの自動的ブロック、フィッシングサイトへの認証情報の送信防止、盗用された認証情報の使用防止の機能を搭載した。

 そのほか、ベアメタル分析による、仮想サンドボックス検知回避型マルウェアへの対策を図っていることに加え、C2シグネチャーの自動生成や脅威インテリジェンスの自動統合も可能にしている。

 新しいアプライアンスについては、既存の16種類の次世代ファイアウォールのラインアップに、仮想ファイアウォールを含む計9機種のアプライアンスを新たに追加した。

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