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AWS、2018年に大阪ローカルリージョンを開設へ、東京リージョンとの連携利用が可能

2017年5月31日(水)河原 潤(IT Leaders編集部)

AWS(Amazon Web Services)は2017年5月31日、東京都内で開催中のプライベートイベント「AWS Summit Tokyo 2017」において、2018年にパブリッククラウドサービスの新リージョンを大阪府に開設すると発表した。

 日本国内2つ目となるAWSの新しいリージョンの名称は、「AWS アジアパシフィック(大阪)ローカルリージョン」。AWSによれば、ローカルリージョンは新しい設計概念に基づくデータセンターより提供され、「旧来の単一データセンターのインフラ設計とはまったく異なる、耐障害性の高い単一のデータセンター。東京リージョンと連携しての利用を想定している」(同社)という。

 既存の東京リージョンでは、3つのアベーラビリティゾーン(データセンター群)を用意している。そのため、AWSユーザーはいずれか1つのデータセンターで障害が発生した場合でもサービス利用に支障を来さない耐障害性・高可用性を確保したアプリケーション構築が可能となっている。

 「IT資産に対する災害対策として、国内に地域的な多様性を重要視するユーザーは、東京リージョンを補完するかたちで大阪ローカルリージョンを利用してもらえる」(同社)

 大阪ローカルリージョンのサービスは当初、招待制で提供開始される予定となっている。

写真1:大阪ローカルリージョン開設の発表は開催中のプライベートイベント「AWS Summit Tokyo 2017」において行われた
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