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ラック、IoT機器のセキュリティリスクを把握するサービスを開始

2018年6月1日(金)IT Leaders編集部

ラックは2018年5月31日、工場やオフィスなどで導入が進んでいる多種多様なIoT機器に対し、ソフトウェア、ハードウェア、ネットワークに至るまで総合的な脆弱性診断を行う「IoTセキュリティ診断サービス」を発表、同日提供を開始した。定期的に脆弱性を把握することで、工場の稼働停止、オフィスの業務停止や情報漏洩といったIoT機器を利用するユーザー事業継続リスクの軽減を支援する。価格(税別)は、100万円から。

 IoTセキュリティ診断サービスは、IoT機器の物理的な脆弱性診断とともに、実際に通信した状態の診断も実施し、診断結果と改善策を報告する。アプリケーション診断やプラットフォーム診断などで実施してきた知見を活かし、ハードウェアのインターフェース、機器上で動くプログラムやファームウェア、スマートフォンアプリケーションやサーバーアプリケーションなどの機器が送受信する通信プロトコルなどを診断する。

 ラックの研究開発部門「IoT技術研究所」の調査に加えて、監視センター「JSOC」やサイバー救急センター「サイバー119」で得られた攻撃情報など、独自のIoTセキュリティ情報を活用して診断を行う。これにより、IoT機器が持つセキュリティリスクを把握できる。IoT機器を製造する企業も、出荷前のセキュリティ検査として利用可能だ。

 IoT機器に求められるセキュリティレベルを確保できる。IPA(情報処理推進機構)、JNSA(日本ネットワークセキュリティ協会)、OWASP(Open Web Application Security Project)など、IoTセキュリティに関する各種ガイドに適応した診断項目にも対応している。

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