NTT西日本は2018年9月3日、インターネット回線接続サービス「フレッツ光」の1メニューとして、企業に設置するルーター機器の設定と管理を代行する「ルーターおまかせプラン」を発表、同日提供を開始した。事前に設定を施したルーターが送られてくるので、これをネットワークに接続すると利用を開始できる。初期費用は無料で、月額利用料だけで利用できる。価格(税別)は、管理対象のルーター1台あたり月額4000円から。
ルーターおまかせプランは、インターネット回線接続サービスの利用にあたって、企業に設置するルーター機器の設定と管理を代行するサービスである。NTT西日本がユーザー企業にあわせて事前に設定を施したルーター機器が送られてくるので、これをネットワークに接続すると利用を開始できる。
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ルーターを管理するための管理機能をクラウド上で提供する。複数の拠点に分散したオフィスのLAN環境を、クラウドで一括管理できる。NTT西日本のサポートセンターが企業のヘルプデスクを代行し、ルーターの設定変更や、クラウド上の運用管理ソフトの操作などを支援する。ヘルプデスク代行サービスの受付時間は、年末年始(12月29日~1月3日)を除く9時~21時。
ユーザーからの申告に基づき、クラウドから故障の切り分けも実施する。ルーターが故障した際には専門スタッフが駆けつけ、機器を交換する。別途、「オフィス安心パック」を契約すれば、オフィスのIT環境をルーター機器からクライアントPCまで総合的に支援する。
ルーター機器の性能に応じて「ベーシックタイプ」(4ポート、VPN対地数は20)と「ハイエンドタイプ」(10ポート、VPN対地数は100)の2種類を用意した。価格(税別)は、ベーシックタイプが7年契約時に月額4000円、5年契約時に月額4500円。ハイエンドタイプが7年契約時に月額4500円、5年契約時に月額5000円。