鉄飛テクノロジー(東京都目黒区)は2018年11月7日、ファイルサーバーで管理している文書ファイル群をWebブラウザを介して検索/閲覧できる文書管理ソフトの新版「FileBlog 3.15」を発表、同日提供を開始した。新版では、ユーザー認証関連機能を強化したほか、外部製品と連携したSSO(シングルサインオン)環境を構築できるようにした。
鉄飛テクノロジーの「FileBlog」は、Webアプリケーション型の文書管理ソフトである。FileBlogを導入したサーバーの内蔵ディスクやネットワーク上の共有フォルダを、共有ファイル領域として閲覧できる。特徴は、フォルダツリーの操作や、文字列の全文検索による候補の絞り込み、画像やオフィス文書のサムネイル表示などによって、所望のファイルを素早く見つけ出せるようにしていることである。
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新版では、ユーザー認証の手段を増やし、SSLクライアント証明書を使って認証できるようにした。Windows Active Directory証明局などの外部の認証局で発行した証明書を利用できる。クライアント証明書認証を応用したスマートカード認証も利用できる。外部のSSO(シングルサインオン)ソフトからSSOログインできるようにする有料オプションも用意した。
価格(税別)は、利用するユーザー数と上限文書数の組み合わせで決まる。売り切りタイプと、初期導入費用が安く抑えられる年間契約タイプの2種類がある。売り切りタイプの価格例は、30ユーザー20万文書の場合に17万1000円で保守料は年額2万8500円。100ユーザー100万文書の場合に93万6000円で保守料は年額15万6000円。