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メールサーバーにチャット機能を統合、サイバーソリューションズ

2019年3月11日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

サイバーソリューションズは2019年3月11日、メールサーバーソフトウェア「CyberMail(サイバーメール)」を強化して提供を開始した。新たにオプションで、チャット機能「CYBERCHAT(サイバーチャット)」を追加した。メールのアドレス帳をチャットの送信先に指定してメッセージを送信できる。

 CyberMailは、メールサーバーの運営に必要な機能群を一式揃えた、統合メールサーバーソフトである。メールの中継(送受信)機能、受信したメールを保管するメールボックス機能、受信メールを取得して閲覧するためのPOP3/IMAP4機能とWebメール機能などを備える。

画面1:メールサーバーソフトのCyberMailにチャット機能のCYBERCHATを追加した。メールのアドレス帳をチャットの送信先に指定してメッセージを送信できるほか、メールの受信をチャットで通知したりできる(出典:サイバーソリューションズ)画面1:メールサーバーソフトのCyberMailにチャット機能のCYBERCHATを追加した。メールのアドレス帳をチャットの送信先に指定してメッセージを送信できるほか、メールの受信をチャットで通知できる(出典:サイバーソリューションズ)
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 オプションで、添付ファイルにマルウェアが含まれているかどうかを調べるウイルス対策機能を利用できる。ローカルのウイルス対策エンジンによる対策に加えて、クラウド上のサンドボックスなども利用する。サンドボックス上でのふるまいの分析には、ディープラーニングを利用する。

 今回の強化では、オプションでチャット機能のCYBERCHATを追加した(画面1)。メールのアドレス帳をチャットの送信先に指定してメッセージを送信できる。さらに、メールの受信をチャットで通知したり、メールのメッセージをドラッグ&ドロップ操作だけでチャットで送信したりできる。メールアーカイブソフト「MailBase」と連携することで、チャットの内容をアーカイブすることもできる。

 価格(税別)は、100ユーザーの最小構成で、次のとおり。CyberMailは、基本料金が95万円。ウィルス対策機能は標準機能が年額18万円で、サンドボックスが年額27万円。チャット機能のCYBERCHATは初期登録料が5万円で、利用料金が1ユーザー当たり月額200円。

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